| 昭和四十一年三月三十一日に上尾市指定有形文化財に指定されました。江戸時代中ごろ、明治時代初めにそれぞれ修理が行われましたが、その後朽損により今後永く保存していくことが困難な状況であることで、修復を行うための要望書を上尾市に対して提出し、平成十一年度に上尾市から修復事業に対しての補助金が計上され、約1年間を有して「木造阿弥陀如来立像」文化財として保存・管理、また、市民の皆様に過去の優れた歴史・文化を知っていただくため、修復事業の実施する運びとなりました。 像高は97.0㎝、黒い法衣を通肩にまとい、肉身を金色に輝かせ、上品下生印を結んで踏割蓮華座上に正面を向いて立つ、いわゆる三尺の来迎阿弥陀像です。 |
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| 地蔵堂内には上尾市の有形民俗文化財に指定されている大絵馬9面と小絵馬6面の計15面があります。なかでも大絵馬は優れたもので、奉納者や奉納年代、材質などが多岐にわたることや、元禄年代以前の古絵馬があることなど、多くの特徴があります。特に、古絵馬である延宝8年(1680)の「合戦図」と、元禄7年(1694)の「桜と繋馬(つなぎうま)」は貴重なもので、県内はもとより関東有数の古い紀年名を持ちます。 これらの絵馬は、風俗画としても美術画としても優れたもので、前述の「桜と繋馬」は江戸初期の画家である森有為の手によるものです。その他の大絵馬の筆者は不明ですが、作成年代を挙げますと、明和5年(1768)、安永9年(1780)、天明6年(1786)、天保6年(1835)、天保8年(1837、明治17年(1884)です。 |
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