夏の法話会の報告
2012年8月20日 09:38  

 浄土宗の教化事業である指定布教師の方が本年も埼玉教区に布教に来てくださいました。
 本年は、埼玉教区第1組第3部にて受け入れることになっていて、5カ寺にて布教を頂くことになりました。当山でもそのうちの一ヶ寺の会所として法話会の実施になりました。布教師の先生は、山口教区(県)萩市の俊光寺ご住職 岩垣法順師がお出で下さいました。

当山の壁画の修復作業見学旅行報告
2012年6月24日 20:11  

 本年3月より、本堂耐震改修工事に伴い、本堂内の仏具からすべてのものと庫裏1・2階の部屋、書院、プレハブへ移動致しました。そのような作業を進める中。
 内陣の仏具・須弥檀(新規製作中)、天蓋、欄間(修復作業発注)、正面壁の天女絵画について、京都の株式会社 大入という修復作業専門の業者に剥がす作業から設置までを依頼しました。 その後早々に業者から連絡がありまして、大変に素晴らしい作品で有ること、是非作業風景を見学に来ていただきたいと話があり、檀家の皆様にも連絡致しました。実際6月23日(土)の日帰りで工房の修復作業見学並びに浄土宗総本山知恩院様の参拝を計画実施致しました。その報告です。ご覧ください。

①㈱大入2階の工房:当山の壁画1/3右側 修復1段階目を説明してくださった。(専務の品川さん)
DSCF4651 

②右壁画の修復全体図:「龍笛を奏でる天女」 

DSCF4646

③左側の壁画「笙を持つ天女」;修復の段階を見せてくれました。 DSCF4657

④丁寧に濾過された水を壁画に掛けている様子

DSCF4660

⑤霧吹きの後 丁寧に刷毛で水を載せていく様子DSCF4670

⑥壁から剥がすの使った和紙を丁寧に剥がす様子

DSCF4672

⑦一枚一枚和紙を剥がすと壁画の様子が見えてきましたDSCF4676

⑧剥がし終わった絵に特殊な和紙で水を含ませた刷毛で丁寧に皺を伸ばしてゆく。

DSCF4681

⑨水を掛けれれ色が濃くなり、周りには和紙についた汚れがにじみ出てきている。DSCF4687

⑩剥がされた壁画には、新聞で修復されたことが裏紙に貼られた新聞でわかる(明治4年)。

DSCF4691

相頓寺境内の花々紹介
2012年6月11日 10:48  

 素敵な花が、今年も境内に咲いてくれました。折角ですから見てください。
    ①客殿(借り本堂)の壺庭に咲くおおさかずき(つつじ科)CIMG5422
②庫裏に向かって正面右手入口の牡丹(赤)
CIMG5457

③白色の牡丹(やや大きめ);とても鮮やかです
CIMG5458

④紫いろの牡丹;寂しさも感じさせるがインパクトがあります
CIMG5460

⑤黄色い牡丹:最後にそーっと咲きます。
CIMG5484

⑥牡丹のお花さんたち
CIMG5485

⑦玄関前の真紅のバラ
CIMG5721

⑧ヤエカシワバ(紫陽花)、珍しいお花
CIMG5880

⑨牡丹の裏側にひっそりと咲いた額アジサイ
DSCF4617

⑩アップ!愛らしい花をもっと皆さんに見てほしくて
DSCF4619

⑪いかがですか?
DSCF4622

⑫井戸の裏側の壺庭に咲いた紫陽花
DSCF4623

DSCF4629

⑬井戸端に咲いている紫陽花の可憐アップ
DSCF4625

⑭青紫色の紫陽花(思わず微笑むお花)
DSCF4627

相頓寺本堂耐震改修工事について報告
2012年5月5日 23:02  

相頓寺本堂耐震改修工事の着工について

 この度は、建立後250年以上を経過していした本堂が、昨年発生致しました東北地方太平洋沖地震により、結果として、半倒壊の被害と審査結果を頂き、昨年より、檀信徒の皆様のご協力をいただいまして補強工事等進めて参りました。傾いてしまいました本堂がもとにもどることはなく、耐震改修工事を致すことにご理解を頂き着工の運びとなしました。工事の期間は、約十カ月間です。役員の皆様をはじめ工事の関係者の皆様とも相談を重ねてまいりました。先日2月13日午後には、阿弥陀三尊佛を移設するための魂を一旦抜いて、借り本堂(客殿)に移動致します。遷座式の法要を嚴修致しました。関係各位の出席を頂きまして、無事勤めることができました。
その後、仏具等を仮安置致すためのプレハブの建築、建築関係者の皆さんの休憩頂くための工事車両等を受け入れるための鉄板の敷く準備などを進めてくださいました。そして、本堂内は、仏具の移動を無事終了致しましたが、欄間(佛菩薩)及びお不動様宮殿の修復のため仏具店移動してあります。また、2月27日~3日間かけて、阿弥陀様の安置されていました壁に天女並びに蓮などの壁画も修復のために専門家が京都より来寺し、取り外し作業に入ってくれました。実は片づけておりましたところ、寶永年間に当山第十三世信蓮社仰譽上人が再建されたとある。涅槃図(4畳程)と観経曼荼羅(4畳程)の二幅が出てまいりました。正に寺宝とみて良いでしょう。
これらを以下のとおり報告いたします。どうぞ、ご覧ください。                 第三十一世 忍譽昭祐 拝

 遷座式の様子
DSCF4252

 すごく立派な欄間です
 

DSCF0583

 遷座式を勤め挨拶する住職(建物概要と付帯工事についてほか)
 DSCF4265

遷座式を終了し本堂向背にて記念撮影
DSCF4270

当山総代 千代貞雄氏が客殿にて工事着工説明前のご挨拶
 

DSCF4272

 工事着工に当たり、仏具等の移動のためプレハブが建てられた
CIMG4376

CIMG4415

 客殿に移動した当山の阿弥陀如来立像
 CIMG4421

 本堂内陣にある壁画(天女と蓮華)を修復のため京都の業者来寺
  

CIMG4430

境内地の樹木の枝下ろしについて報告
2012年1月17日 09:02  

 境内に立つ樹木の中でも道路などに伸びた枝を下ろす作業を1月10日から1週間程実施致します。檀信徒の皆様には、お墓参り等参拝に至りましては大変ご迷惑をお掛け致します。また、ご近所並びにお近くをご利用になります皆様にも大変ご不便をお掛け致しご迷惑をお掛け致します。作業には、十分配慮して行っていますが、皆様に心より
お詫び申し上げるとともにご協力に感謝申し上げます。  合掌
以下に作業風景を報告致します。

作業はじめに養生をする風景
CIMG4129

境内の一番大きな公孫樹(雌)の樹と他2本枝下ろしの重機が配置

CIMG4131

 2本目の公孫樹の枝下ろし作業の係っています
CIMG4143

今回の枝下ろしは、3か所になる最初の3本は間もなく終了します

CIMG4146

北側駐車場から撮影の2か所目の枝下ろしは、欅・ウラジロ・杉
CIMG4154

CIMG4182

CIMG4181

CIMG4214

CIMG4209

CIMG4199

CIMG4205

CIMG4208

DSCF06291

DSCF0635

大晦日 除夜の鐘と我が家の柴犬のしぃ-ちゃん紹介
2012年1月1日 19:28  

 昨年は、3月11日未曾有の被害をもたらしました。東日本大震災が発生し、日本に大きな衝撃と悲しみが襲いました。未だに大勢の方々が行方不明になっています。心からご冥福とともに早い復興を祈念申し上げます。

 新年明けましておめでとうございます。
  本年も新年早々に日本に大きな地震が襲いました。しかし、前に進まねばなりませんね。
 力を合わせて、日本の未来が良くなるようにしていきたいです。
 さて、12月31日大晦日の当山の除夜の鐘の様子と我が家の柴犬しぃーをご覧ください。

午後11時50分 境内参道には、100人を超す除夜の鐘を撞くために 人だかりができています。
CIMG4125

CIMG4126

当山特製の甘酒を堪能いただいている参詣者;「温まるねー」
CIMG4124

梵鐘を撞く前に熱心に本堂を参拝する皆様

CIMG4128

旅立ちの法然上人像:岡山の誕生寺のレプリカ像です 参拝の皆さんを上人が良く参詣してくれましたねと杖を打ち鳴らして歓喜下さっています
DSCF0585

参詣者の皆さんで大分いっぱいになってきました。お寒いのに待たせてごめんなさい。

DSCF0593

2時近くになって、ひと段落し始め、役員の方も梵鐘を撞くところです
DSCF0601

修正会のお勤めを勤めた本堂内陣;卒塔婆と回向したお守りです。

DSCF0605

参詣者を待つ境内です
DSCF0610

最後になってしまいましたが、山門上に安置してあります。当山の皆さんを待つ梵鐘です

DSCF0589

お休み中の娘と遊ぶ愛犬 しぃーちゃん
2011122115450000
大好きなおねーちゃんと遊んでまーす

2011122900090000

大好きなおやつを待てをしている ちょっとおねーになった、しぃーちゃん 2011123115460000

疲れを知った 愛らしいしぃーちゃん

2011123015290000

2012010214000000

DVC00288

2012010710220002

2012010815530000

たくさんの方々が、参詣下さり、共々に新しい歳を迎えることができました。大切に一日一日を過ごしましょう。 忍譽昭祐九拝

法然上人25霊場巡拝の旅報告
2011年12月19日 23:14  

今般は、当山第2回目になる法然上人25霊場巡拝の旅の報告致します。この度の巡拝の旅は、岡山は美作誕生寺(第1番)から四国法然寺(第2番)、十輪寺(第3番)を中心にゆかりの遺蹟を訪ねましたのでご覧ください。

 岡山は誕生寺の山門です(少し雨模様) 早々に銀杏の美味しい炊き込みご飯を頂きました
DSCF0164

  大変に美味しいご飯でした。お出でになったら誕生寺にて是非どうぞ召し上がれ

CIMG3893

 法然上人15歳の「旅立ちの法然上人像」で みーんなで撮影しました。
CIMG38991

大公孫樹(おおいちょう)、法然上人のお手植えといわれ、逆さに挿した銀杏が大きく育ったされる

CIMG39061

仰叡の灯:法然上人15歳のとき、父の遺言に従い、仏道修行のために都へ旅立つ、見送りに来た母親との別れの地であるとともに、母秦氏がj比叡山で修行している我が子を想い、毎日無事を祈ったといわれる
CIMG3910

 本山寺 五重の塔(重要文化財):皆さんと撮影 

CIMG39231

本山寺の境内を登るお仲間の様子
 CIMG3916

 本山寺 境内から一望した山門;法然上人のご両親が子宝に恵まれるようにと祈り続け参拝したお寺(のちに懐妊された)  

CIMG39211

一泊目のお宿(湯郷温泉:季譜の里)に到着 ティーサービスを受け一息ついてます
CIMG39361

 

CIMG39371

早朝からの旅路を癒しの時間:住職より一言
CIMG39461

とっても楽しい時間帯 くつろいでいただいてまーす \-0-/

CIMG3955

21日の早朝 お宿 季譜の里の前で、少し寒いくらいでしたが元気に記念撮影
CIMG39991

2日目は、湯郷より 瀬戸大橋を渡り 善通寺へ:大駐車場より入場し奥へ進むと五重塔がある CIMG4017

五重の東南には「法然上人逆修塔;145cmの五輪塔」がある。生前に自らの菩提を祈らん(一度この地に詣でなんともがらは、一佛浄土の友たるべし)  DSCF0293

 とっても敷き地の広い 料理屋さんで昼食を頂きました

CIMG40221

西念寺;法然上人が讃岐の小松庄生福寺の旧跡に一寺建立現在 副住職上人が熱心に説明下さった
DSCF03121

法然水;法然上人の好物の豆腐を村人がこの井戸に受けべていたとされる

CIMG4042

法然上人水鏡の御影:法然上人が配流を許され京都に帰るとき、村人との別れを惜しみ、蛇渕で自身を写し 描いたとされる自画像  DSCF03281

 西念寺の山門前にて記念撮影;この他にも 法然堂・七色椿などを拝見しました
 

DSCF03361

 法然寺様の本堂にて住職より解説を受けた後、堂内を拝観致しました
 DSCF0345

 法然寺:五重塔を背景(800年御忌記念事業建立)にて、法然寺の児童施設の子供たちと一緒に撮影
 

DSCF03471

2日目のホテルに到着し、ほっと一息これから館内の説明を受けるところです
 CIMG4048

 今晩は、先ほど近畿・四国地方で震度5強の地震があり各自自宅と連絡安否報告をされ、一安心した後夕食を頂いています。 

CIMG4055

早朝(5時45分)より、琴平神社に登頂:この写真は、途中休憩しつつ説明を受けています
DSCF0365

 本殿までは登頂でき、山間をバックに記念撮影いたしました;皆さんまだ足は笑っていないようです
 

DSCF0386

単独無寄港によるヨット世界一周 堀江謙一さんのヨットが展示されるのを見学;「さすが水の神様」後は降りるだけと元気な皆さんでした  DSCF0399

3日目最初の参拝は、室津の浄運寺さま山門です;バスの運転手さん有難う「結構大変な場所でした」
 

DSCF0449

 ご住職様はお葬儀のため不在:ご寺庭が丁寧に解説してくださいました
 DSCF0453

 法然上人像

DSCF0465

DSCF0466

DSCF0470

貝堀の井戸 法然上人が流罪になり、
DSCF0477

川口 浄相院 報恩念仏会に隨喜(お説教に伺う)して
2011年12月12日 12:48  

 川口にある名刹 浄土宗浄相院様で、報恩念仏会(お念仏を親しくお唱え頂く会)が、去る12月10日(土)午後1時より4時までの時間帯で実施されました。私もスタッフとしてお手伝いをさせていただきました。その時の様子を撮影致しましたのでご覧ください。

 受付けにて、結縁交名碌に記帳される檀家の皆様
DSCF0521

 以下の写真は、結縁交名帳という。
滋賀県玉桂寺(真言宗)の阿弥陀立像の胎内から46,000に達する人の名が書かれた「結縁交名帳(けちえんきょうみょうちょう)」が発見された。 源智が、その年に亡くなった法然上人の供養のために阿弥陀仏像を造立、中に、結縁した人びと、また、亡くなっている人の名は、その近縁者によって署名された交名帳を納めた。 署名は東北から九州の人にまでおよんでおり、交通手段もない時代に、これだけの署名を集めるには、全国に広がっていた念仏者の協力はもちろんのこと、それを束ねるけん引者の存在なくしてはできるものではない。それが源智だったのだ。::大切に巻物に表装され、芝増上寺圓光大師堂の法然上人像の台座の中に納められます。

DSCF0522

司会の斎藤栄規上人より大切な内容の解説を熱心に聴く参加者の皆さん
DSCF0527

お導師;ご住職の畑中芳隆上人が「報恩念仏会表白」を読誦している様子
 

DSCF0530

第1席目の;私の法話をお聞きいただいた後、大念珠繰りを行っています。お念仏を鉦鈷の音に合わせお唱えします。数珠は時計と反対廻りに回し、大玉が自分のところに廻ってきたら丁寧に頂戴し回します。心ひとつにお念仏をお唱え出来ました。
DSCF0548

 以上 浄相院様での報恩念仏会を報告させていただきました。

境内の冬景色と野鳥紹介
2011年11月29日 14:36  

 11月~12月にかけての境内は、いつしか正に冬景色一色になりました。
境内の公孫樹の葉が落ち黄色のジュータンになりました。

ご覧ください

境内の公孫樹の大木から素敵な黄色いジュータンが ご覧いただけます
DSCF0501

竹林の中身の公孫樹の葉っぱでいつしか埋め尽くされました

DSCF0508

DSCF0506

竹林の中の紅葉

096

087

東京のある御池で撮影のミコアイサ(パンダカモ) 非常に珍しいそうです:撮影「高橋和利氏」
DSC_6336

DSC_6223

マガモ(コガモ)です 今では中々見られないそうです。

DSC_5245

DSC_5163

滋賀は近江のご寺院に伺って
2011年11月2日 09:11  

皆さんこんにちは、さて、3月11日の東日本大震災より、7か月と2週間が経ちました。しかし、まだまだ被災地にあっては、大変な状況が続います。知人方々から伺っています。今後もできる限りの支援をと考えているところです。心より、早い復旧・復興を祈念申し上げます。
 さて、標記の件について、浄土宗の教え各都道府県へ派遣される布教制度があります。浄土宗のみ教えを布教して回る活動でございます。 今般は、埼玉教区の指定布教師として依頼され、滋賀教区(県)に布教活動をさせていただきました。
  近江八幡駅のホテルを拠点に 5寺院を回らせていただきました。 第1会所は蒲生の称名寺様、第2会所 浅小井の正壽院様(2席)、第3会所は大聖寺様、第4会所は東近江の誓安寺様でした。
 以下のとおり、素敵なご寺院での布教の様子をご覧ください

 第2会所の正壽院様の本堂風景
DSCF0008

正壽院様の十人集の方々(お寺の行事を皆さんが支えてくださるとのこと)

DSCF0014

夜の法要前の正壽院様風景
DSCF0015

夜席前の本堂を撮影

DSCF0018

夜席法要前の檀家さんたちと記念写真を撮らせていただきました
DSCF0025

正壽院のご住職が主催している土曜学校の子供たちの作品

DSCF0033

第3会所:大聖寺様の山門
DSCF0039

大聖寺様の本堂と庫裏・境内

DSCF0044

大聖寺様参道から見た勇壮な本堂
DSCF0046 

大聖寺住職のお弟子さまが撮影下さった内陣からの布教の様子

DSCF0053

下陣から撮影下さった布教の様子
DSCF0058

第4会所の誓安寺様の本堂全景
DSCF0076

山門から見た誓安寺様境内
DSCF0078

誓安寺様にて布教の様子

DSCF0084

今般は、各ご寺院様には、大変お世話になりました。御礼申し上げます。
それぞれのご寺院にて、大変貴重なお時間を過ごせましたこと、共にお念仏をお唱えできましたことに心から感謝申し上げます。 合掌 相頓寺小住 和氣昭祐 九拝

>>相頓寺公式ホームページへ